県下の動き−県民のたたかい

9条に基づく貢献を【17.06.07】

三重 紛争地の情勢講演

第62回三重県(兼第56回南勢地区)母親大会が4日、伊勢市のいせトピアで開かれ、県内各地から約500人が参加しました。

 全体会では、三重県立伊勢工業高等学校吹奏楽部が演奏、フォトジャーナリストの西谷文和さんが「テロとのたたかいとは?紛争地からの最新報告」と題して記念講演しました。

 西谷氏は、南スーダンやシリアを取材した経験を動画で紹介。なぜ戦争が起こるのかを投げかけ、戦争を続けるともうかる人がいると批判し、「テロとのたたかい」「北朝鮮の脅威論」などを冷静に考える必要があると主張しました。「ドイツの平和村」で日本が果たしてきた役割を紹介し、憲法9条に基づく平和な貢献が必要と述べ、最後に日本の国民のたたかいを紹介しました。

 母親大会は、「共謀罪法案反対」、「日本政府が『核兵器禁止条約』の会議に参加し賛成の意思表示を求める」特別決議を採択しました。

(「しんぶん赤旗」2017年6月7日付けより)

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