県下の動き−県民のたたかい
ヒバクシャ署名が力に【17.06.24】
三重県革新懇総会 田川氏が記念講演
三重県革新懇は18日、津市内で総会と記念講演を開催し約70人が参加しました。日本共産党国際委員会事務局長の田川実氏が「揺れ動く世界と革新懇運動」と題して記念講演しました。
田川氏は、核兵器禁止条約の画期的意義を強調し、参加しない日本政府の立場を批判。「ヒバクシャ国際署名」が国連会議の議長をはじめ各国代表に力を与えている実態を紹介し、核兵器禁止条約に日本政府が参加するために、署名運動の発展と、東京都議選や総選挙で政治を変えていく必要性を訴えました。
会場からの質問に答え、北朝鮮のミサイル問題を解決するために、核兵器禁止条約の実現と、対話による解決が現実的と解明しました。
津市から参加した男性(69)は「国連の変化がよくわかった。署名が力になっていると実感した」。名張市から参加した男性(63)は「署名や、ヒバクシャの声などが世界を大きく動かしている話に展望がもてた」と話していました。
(「しんぶん赤旗」2017年6月24日付けより)