県下の動き−県民のたたかい
「辺野古守れ」三重から 「新基地の土台つくるな」津市で県民集会・パレード【17.07.26】
「新基地の土台つくるな」津市で県民集会・パレード もとむら氏あいさつ
「辺野古のケーソンをつくらせない三重県民の会」は22日、津市お城西公園で「JFEは辺野古のケーソンをつくるな!」三重県民集会を開き、パレードしました。約170人が参加しました。
「県民の会」は津市にあるJFEエンジニアリング津製作所が、沖縄・辺野古の米軍新基地の土台となるハイブリッドケーソン(重さ7400?の鉄筋コンクリート製の土台)を製造しようとしている中で発足。製造中止、辺野古の新基地建設反対を訴えています。
集会では、「県民の会」の柴田天津雄代表、日本共産党・もとむら伸子衆院議員、「辺野古土砂搬出反対」全国協議会の松本宣崇事務局長らがあいさつ。「県民の会」の冨田正史共同代表が辺野古の現地報告をしました。
もとむら議員は「沖縄県民のたたかいは希望を与えました」として、「全国、三重でも安倍政権退場の審判を下していこう。そのことが沖縄のみなさんに希望を持ってもらえる道です。そのために市民と野党と力をあわせていく」と訴えました。
パレードでは横断幕やプラカードを掲げ、「辺野古を守れ」「ケーソンをつくるな」と声を上げました。
「新基地反対!」のTシャツを着て参加した女性(62)は、「戦後沖縄の人が(基地で)苦しんできたことを知って、(基地をなくすために)自分でできることをしようと参加した」と語り、伊勢から参加した男性(66)は、「沖縄の人たちに、(今日の集会で)三重から希望を与えたのでは。さらに運動を頑張っていきたい」と話しました。
(「しんぶん赤旗」2017年7月26日付けより)