県下の動き−県民のたたかい

PCRセンター設置を【20.05.01】

PCRセンター設置を三重県委員会が県に申し入れ

 日本共産党三重県委員会は1日、鈴木英敬知事に対し、新型コロナウイルスの感染症対策の緊急の申し入れをしました。
 山本りか県議、大嶽隆司県委員長、岡野恵美県副委員長らが県庁を訪れ、県雇用経済部の野呂幸利副部長と医療保険部の中尾洋一副部長が応対しました。
 申し入れは、▽県内にPCRセンターを設置するなど検査体制の拡大▽県の感染拡大防止協力金の対象業種の拡大▽県の宿泊予約延期協力金の周知徹底▽ジェンダーの視点を持った感染症対策など22項目。
 中尾氏は「PCR検査施設はすでに桑名市では設置を決め準備しており、津市内でも最後の調整に入っている。他の地域でも検討中」、「医療関係者への危険手当は考えていきたい」と語りました。野呂氏は「感染拡大防止協力金の対象を拡大することは制度の趣旨からいって難しいが、感染拡大防止のための物資の支援なども含めて対策を考えていきたい」と語りました。
 大嶽健委員長は、党にも多くの相談が寄せられていることを紹介し「宿泊延期協力金」のさらなる周知徹底と丁寧な対応を要請し、介護現場で医療物資が足りていない状況や大手スーパー配送センターなどで感染防止ができていない実態などを伝え対応を求めました。

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