県下の動き−県民のたたかい

青年の命と生活 深刻【20.05.18】

知事に要望書を提出〜日本民主青年同盟三重県委員会〜

 日本民主青年同盟三重県委員会は18日、鈴木英敬知事あてに「新型コロナウイルス感染症から若い世代の命と暮らしを守るための要望書」を提出しました。
 出口洋介県委員長らが申し入れ、日本共産党の山本りか県議が同席しました。
 要望書は、4月から実施している青年生活実態調査アンケートをふまえ、▽オンライン授業を受ける環境にない学生への支援▽学生への学費減額や県独自の奨学金制度の拡充などの経済的支援▽自粛要請で損失を受けたすべての青年労働者への賃金補償などを求めています。
 出口氏は、切実な声が寄せられ、日々深刻さが増していると指摘。「きちんと勉強できない」「教育実習がなくなり教員免許が取れないかもしれない」とか、「学費が払えない」「収入が激減する中で留学をあきらめた」など学生の声を紹介。「アルバイトを辞めさせられた」「会社から休業補償がされない可能性がある」など労働者の生活がひっ迫している状況も報告しました。
 参加した同盟員は「支援制度を知らない青年が多い。県としても周知してほしい」と語りました。
 県の担当者は「県として学生などの声がつかみづらい状況。参考にしたい」と応じました。

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