県下の動き−県民のたたかい
フードパントリープロジェクトに取り組む【22.04.08】
社会は変えられるという希望も届けたい
日本民主青年同盟三重県委員会は3日、津市内の大学付近で、コロナ禍で困窮する学生への食料支援「フードパントリープロジェクト」(10回目)に取り組みました。
学生37人が参加し、準備した米や野菜、レトルトなど食料品や生理用品など日用品を受け取りました。「こんなにもらってありがたい」と喜ばれています。
生活実態調査アンケートには、オンライン授業に関する記述が目立ちました。「大学に行けないので友達がいない」(3年生)、「新しい出会いがなくなり、いろんな人と交流したい」(修士2年)、「対面授業が増えたが、またオンラインに戻るのではないか不安」(3年生)など。サークル活動に関し、「1年生のうちは活動に参加できず、コロナの影響でまた中止にならないか心配」(3年生)などの声も寄せられました。
関心のある社会問題では「学費は安くなってほしい」、「奨学金がなかなか返済できない」という声が寄せられました。
出口洋介民青県委員長は「コロナの影響で学生は不安を強めている。食料を届けるだけじゃなく、社会は変えられるという希望も届けたい」と話しています。