県下の動き−県民のたたかい
松阪の港に自衛艦多数 市民から不安の電話【23.02.03】
知らない所で戦争準備か
津市の日本共産党中部地区委員会に1月30日、松阪市の大口港にいた男性から「海上自衛隊の艦船が港に結集し、異様な雰囲気がする。一体、何があるのか、すぐに見に来てほしい」と電話がありました。
地区勤務員が松阪市の党員に連絡を取り、岸壁に5隻、港外に1隻が集まっていることを確認。伊勢湾での海上自衛隊と米海軍による日米共同訓練(1日〜10日)に使用するためのものでした。海上自衛隊が毎年機雷戦訓練をしており、2020年から米海軍が加わっ ています。県平和委員会は毎年、沿岸漁業に危険が及ぶことから訓練中止を防衛省に申し入れ。日本共産党県委員会も1月27日に中止を求めるよう 県へ申し入れています。
地区勤務員が電話で状況を説明すると、男性は「なるほど、そういうことか。自民党の事務所に電話してもまともに相手してくれなかった。平穏な港にいきなり艦船が集結し、知らない所で戦争の準備が進んでいるのかと驚いた。防衛費の増強に賛否があるのは分かるが、こういう事態があることを共産党さんが頑張って知らせてほしい」と話しました。
地区勤務員は「住民が不安に感じており、訓練中止が必要だ」と話しています。