選挙情報−衆議院選挙
目を覆う内閣の迷走ぶり-佐々木憲昭衆院議員【08.12.21】
いよいよ来年は選挙の年です!
最近の麻生内閣の迷走ぶりは、目を覆いたくなります。
少しでも支持率を上げようと思ったのか、12月12日になって、麻生さん自身が突然、記者会見で新しい「経済対策」を公表しました。でも、10月30日にも似たようなことをやったのをおぼえていますか?
臨時国会は、もともと会期は11月30日まででしたが、12月25日まで会期を延長。そのねらいは、新テロ特措法と金融機能強化法の二つの法案を通すためでした。
あれだけ「経済対策が最優先」と強調しながら、麻生内閣は、臨時国会には第二次補正予算を出さずじまいだったのです。それなのに、表向きの「追加対策」のうえに「追加の経済対策」を重ねる始末です。いったいどうなっているのでしょう。
重大な問題は、麻生総理自身が二度の記者会見で「三年後の消費税増税」を強調したことです。麻生さんは、「上げるのが責任ある政治だ」と思ったのかもしれません。
しかし、こんな不況時に大増税の提案など、到底、認めるわけにはいきません。
いよいよ、来年は総選挙の年です。税金は利益と所得のある大企業・大資産家から、国民には安心できる暮らしをと、日本共産党の躍進を力いっぱい有権者に訴えていく決意です。
(2008年12月21日 「しんぶん 赤旗」)