選挙情報−地方選挙

4人全員当選にわく-津市議選挙【10.02.01】

定数減のなか得票伸ばす

   津市議選(定数36、2減、立候補43人)が1月31日投開票され、日本共産党の豊田みつはる(61)、和田甲子雄(62)、藤本ともこ(48)=以上現=、長谷川ゆきこ(58)=新=の4氏は、激戦を勝ち抜いてそろって当選しました。定数減のなかで前回当選した4議席を確保し、議席占有率を選挙前の7.89%から11.11%に前進させました。

 ほかの党派別当選者は公明が1減の4人、自民が2減の2人、民主が1人、無所属が25人。投票率は58.24%で、前回を8.28ポイント下回りました。

 日本共産党4氏の合計得票は1万1490票(得票率8・78%)で、5人立候補した前回(1人落選)の合計票から586票増やしました(得票率はl.47ポイントのアップ)。昨年の衆院比例票からは1778票の増。

 日本共産党は、子どもの医療費の中学校卒業までの無料化や、高齢者への無料バス券支給などの政策を財源も示して訴え、市民の願いに背を向けてきた自民・公明・民主「オール与党」と対比して日本共産党議員団の役割を強調しました。

 2月1日未明に当選が決まった4氏は、市長選をたたかった岡野恵美氏とともに同日昼、津駅前に勢ぞろいし、「皆さんの声をしっかり市政に届けます」と、公約実現への決意を市民に訴えました。各氏それぞれの訴えに、足を止めた市民からは「おめでとう」「がんばって」など、盛んな声援が掛かっていました。
                   (2010年2月2日  「しんぶん 赤旗」)

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