選挙情報−参議院選挙

亀山市長、鈴鹿商議所と懇談-かわえ、なかの両候補【10.04.14】

国の仕事 丸投げはだめ 中小業者は限界に

 日本共産党の、かわえ明美参院比例候補と中野たけし参院三重選挙区候補は4月14日、亀山市役所を訪ね、桜井義之市長と懇談しました。さらに、鈴鹿市の鈴鹿商工会議所を訪ね、堀口幸一専務理事と懇談しました。亀山市では服部孝規、福沢美由紀両市議、鈴鹿市では石田秀三、森川ヤスエ両市議が同行しました。

 桜井市長との懇談では、かわえ、中野両氏が冒頭、中学校卒業までの医療費無料を亀山市が昨年10月から実施したことを高く評価。保育所の待機児童問題や学校給食の地産地消など、さまざまな問題で親しく意見を交わしました。
 地方分権について桜井市長は、財源や権限を地方に移譲することを歓迎する一方、「国がやるべきことを地方に丸投げするのはいけない」と発言。福祉や医療などでの国の責任を指摘する党側に賛意を示しました。

 鈴鹿商工会議所では、堀口専務から深刻な不況の実態が訴えられ、景気対策について率直な意見交換が行われました。
 中野氏が「ホンダのハイフリッドが好調なのに、三次、四次の下請けは良くないと聞くが」と話を向けると、堀口氏は、「(ホンダは)外注に出していないようだ。車関連だけでなく、業種を問わず限界にきている。中小業者、とくに従業員を抱えているところが一番厳しい」などと指摘しました。鈴鹿地域職業訓練センターを政府が廃止しようとしている問題では、堀口氏が「当然必要な施設。雇用にもつながる」と述べ、存続すべきだとする党側と一致しました。

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