選挙情報−参議院選挙
「市民の勝利」に確信【16.07.12】
三重 芝氏3選「思い一つ」
全国注目の参院三重選挙区で、野党統一候補の芝博一氏(民進公認)が自民新人を破り、3回目の当選を果たしました。芝氏は44万776票(49.71%)を獲得。自民新人の42万929票(47.47%)を上回り、接戦を制しました。当選確実の一報が流れると、津市の事務所に詰めかけていた約100人から「やったー」「おー」という歓声が湧き起こりました。
芝候補は当選のあいさつで「ほっとした」と安堵の表情を浮かべ、「新たな形で市民の皆さん方が加わった。目標を持って、大義のために思いを一つにして、市民と野党の統一候補として、たたかわせていただいたからこその勝利だと深く感謝しています」と述べました。
「市民連合みえ」呼びかけ人の岡歩美さんは、芝氏に花束を贈り、「芝さんの勝利は市民の勝利です。市民の力は政治を変えるんです」と語りました。
三重大学准教授の森原康仁さんは「三重選挙区での勝利は無名の多くの市民の力によるものだと思います。同時に共産党、社民党の力もなければ勝てなかった。野党の人たち、市民の人たちに感謝しています」と市民の勝利を強調。
日本共産党は三重県で比例票が6万6582票(得票率7.59%)で、前回比例票を8454票、率では1.67ポイント上回りました。
(「しんぶん赤旗」2016年7月12日付けより)