県下の動き−県民のたたかい

知事の退職金廃止を要求-萩原議員【07.06.14】

知事の政治姿勢を厳しく批判

 三重県議会で6月14日、日本共産党の萩原量吉県会議員が一般質問に立ち、県幹部職員の天下り問題のほか、4月の知事選をめぐる野呂知事の政治姿勢や、石原産業の産廃偽装フェロシルト問題で不正に手を貸してきた県の責任をただしました。萩原氏は、知事選での知事の後援会組織に、県の元公安委員長や教育委員長など公的な職についていた人や、県から補助金を受取る団体の代表らが入っていたことを指摘し、「権力の集中で癒着につながる。公選法上からも疑義がある」と批判しました。  

知事4年で退職金4300万円

 県財政が困難なときに知事が、たった4年間で4300万円もの退職金を受けているとして退職金制度の廃止を知事に迫りました。知事は「特別職報酬等審議会で検討してもらった」と答弁。萩原氏から「その審議会のメンバーに、あなた(知事)の後援会から二人も入っている。こういうのを持ちつ持たれつというのではないか」と厳しく指摘されました。

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