県下の動き−県民のたたかい
小銃抱え市街地訓練【07.09.05】
鈴鹿-共産党が陸上自衛隊に抗議
陸上自衛隊第33普通科連隊(三重県津市、久居駐屯地)に所属する中隊が八月未、迷彩服で小銃を携帯した歩行訓練を鈴鹿市内で行いました。
この問題で、日本共産党三重県委員会は5日、市街地での訓練、特に武器を携帯しての訓練を直ちにやめるよう求める甲斐芳樹連隊長あての申し入れをしました。
中野たけし県書記長、石田秀三、森川ヤスエ両鈴鹿市議らが久居駐屯地を訪ね、門前で応対した連隊第一課長に申し入れ書を手渡しました。
申し入れ書では、歩行訓練を目撃した住民から「戦前の軍国主義の時代を思わせるようで恐ろしい」などの声が上がっていることを指摘し、市街地での訓練中止とともに、これまで県内で行った市街地訓練の実施実態を明らかにするよう求めています。
日本共産党と同連隊広報の聞では、事前に日程を調整し、担当者と1時間ほど面談することになっていましたが、当日になって連隊側は、理由も述べず施設内での面談を拒否してきました。
(2007年9月7日 「しんぶん赤旗」)
【市街地での歩行訓練に抗議する日本共産党の中野書記長と石田、森川両鈴鹿市議】