県下の動き−県民のたたかい
全会一致で三重県議会意見書【07.10.19】
「集団自決」記述回復を
三重県議会は19日、高校教科書への沖縄戦の「集団自決」記述の回復を求める「教科書検定に関する意見書」を全会一致で可決しました。日本共産党の真弓俊郎議員が賛成討論を行いました。
意見書は、「集団自決」が日本軍の関与なしに起こり得なかったことは紛れもない事実であり、今回の削除・修正は体験者による数多くの証言を否定しようとするものだと指摘。悲惨な戦争を再び起こさないようにするためにも、同記述を回復の上、正しい歴史を後世に伝える努力を行うよう国に強く求めています。
(2007年10月20日 「しんぶん赤旗」)