県下の動き−県民のたたかい
三重県に医療など26項目を要求【07.10.26】
三重母親大会連絡会が県に
三重県母親大会連絡会(山田玉世会長)は26日、各地区や県大会でまとめた県政要求を持ち寄り、津市の県庁舎で担当部局と交渉しました。日本共産党の萩原量吉、真弓俊郎両県議が同席しました。
要求事項は、「子ども・教育関係」「くらし・福祉・権利の問題」「憲法が生きる平和で住みよい三重県に」の3テーマで計26項目。
子どもの医療費無料年齢引き上げ要求に対して県側は「引き上げを検討している」とする一方、「持続可能な制度が必要。受益と負担の公平性も考えたい」として、現在は無料の4歳未満の医療費にも2割の自己負担を課す案を検討していることを明らかにしました。
後期高齢者医療制度の問題では、県側が「国で検討しているので動向を見守りたい」としたのに対し、参加者から同制度のひどさや老人の厳しい生活実態を訴え、「県民の立場に立って『こんなものあきません。県としても迷惑だ』と、国に意見をあげてほしい」と要望しました。
(2007年10月26日 「しんぶん赤旗」)