県下の動き−県民のたたかい
介護利用制限やめてー省庁交渉【08.02.13】
中野たけし候補らが厚生労働省などと交渉
日本共産党の衆院東海比例候補6人は13、14の両日、省庁交渉を行い、介護サービスの利用制限や原油高騰問題で緊急対策を要望しました。
交渉したのは佐々木憲昭衆院議員、せこゆき子、八田ひろ子、ひらが高成、鈴木まさのり、中野たけしの各候補。井上哲士参院議員、関係者らが同席しました。
ショートステイの利用制限や同居家族がいるときのホームヘルパーの利用が禁止されている問題では、厚生労働省が「一律にサービスを拒否しないように」との連絡文書を出しているにもかかわらず、「言うことを聞かないとつぶす」とまで言われている実態を訴え、県などへの指導を求めました。国は「ケアプランに記載されていれば問題はない」「自治体の指導のあり方を指導していく」と回答しました。
ひとり親家庭への児童扶養手当について、厚労省が、「祖父母と同居しているときは玄関、トイレなどが別々でなければ生計同一とみなす」とするマニュアルを作っていることについては、実態に合わないことを認め、改善を約束しました。
交渉には、さいとう愛子(愛知2区)、もとむら伸子(愛知3区)の両候補が参加しました。 交渉後、福祉灯油を愛知県などが「寒冷地ではない」と拒否している問題で、総務省の調査に愛知県が「寒冷地に限定されるという立場はとっていない」と回答したことが分かりました。
(2008年2月19日 「しんぶん赤旗」)