県下の動き−県民のたたかい

野呂知事の答弁拒否を是正要求ー県議会議運【08.03.07】

萩原議員への答弁拒否は議会の権威を傷つけるもの

 三重県議会の議会運営委員会は3月7日、日本共産党の萩原量吉議員が行った4日の本会議質疑で野呂昭彦知事が答弁に立たなかったのは問題だとして、知事に抗議し、答弁姿勢を是正するよう申し入れました。

 議運では、萩原議員が「どのような意見であろうと答弁しないのは許されず、無礼だ。党や私個人だけでなく、議会全体の権威が傷つけられた」と指摘したのに対し、岩名秀樹議長も「いかに少数会派であろうと、気に入らない会派であろうと、議員が求める答弁は誠実に答えるべきだ」と応じるなど、賛同する意見が出され、議運の総意として是正を求めることで一致しました。

 4日の質疑では、萩原議員が食の安全問題を取り上げ、「赤福」と県政との深いかかわりを指摘しながら偽装事件の再発を許さない決意を知事にただしましたが、知事はかたくなに自席に座り続け、答弁を拒否しました。
                   (2008年3月11日 「しんぶん赤旗」)

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