県下の動き−県民のたたかい

三重農協中央会と懇談【08.04.10】

中野たけし候補が農業再生プランを説明

 日本共産党の中野たけし衆院東海比例候補(三重2区重複)は4月10日、日本共産党の「農業再生プラン」を持って津市の三重県農業協同組合中央会を訪ね、田中利宣会長らと懇談しました。萩原量吉、真弓俊郎両県議、川辺仁造党県農漁民部長が同行しました。

 中野候補は「再生プラン」の内容を説明し、各地の農協や農家を回って集めた現場の声も紹介しながら、この方向での共同を呼びかけました。

 田中会長は「(再生プランは)非常に分かりやすくまとめてあり、まるっきり私たち農協が主張していることを代弁していただいている」とし、「価格保障・所得補償制度の充実」や「家族経営の維持」、「『食料主権』を保障する貿易ルールの確立」など、一つ一つの項目ごとに賛意を表明しました。
 さらに田中会長は、自民党農政を「ハード中心で、ほとんどが無駄なダムや干拓、農道」だと批判し、民主党についても「小沢さんは参院選で価格保障など聞こえのいいことを言っていたが、その後の議論をきちんと見ていきたい」と指摘。「農協は政治的には中立」だと強調しました。

 三重県議会で懸案になっている「食の安全・安心の確保に関する条例」案については、生産現場への配慮を求める率直な意見が出され、党県議団と引き続き協議していくことになりました。
                  (2008年4月12日 「しんぶん赤旗」) 

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