県下の動き−県民のたたかい
軍事パレード中止せよ【08.04.24】
日本共産党津市議団が市町に申し入れ
三重県津市の陸上自衛隊久居駐屯地が4月26日に同駐屯地創設百周年記念行事の一環として市中パレードを実施することが明らかになり、日本共産党津市委員会と党津市議団は24日、松田直久市長にパレードの中止を自衛隊に求めること、公園・駐車場などの提供、協力をやめることなどを申し入れました。
申し入れで日本共産党は、同パレードが、300人の隊員が銃を携え、装甲車など60台の軍事車両をつらねた「軍事パレード」であること、「駐屯地創設百周年」は帝国陸軍時代を継承したもので、憲法違反であることを強調。「軍備の縮小を全世界に強く訴える」とした非核平和都市宣言を持つ津市として、また、「憲法尊重擁護の義務」(憲法99条)からも、パレードの中止を求めるべきだと指摘しています。
(2008年4月25日 「しんぶん赤旗」)