県下の動き−県民のたたかい

戦力誇示し侵略賛美ー陸自パレード【08.04.25】

駐屯地に抗議文ー日本共産党三重県委員会

 三重県津市の陸上自衛隊久居駐屯地が4月26日に「駐屯地創設百周年」と銘打って市中パレードを計画している問題で、日本共産党三重県委員会は25日、同駐屯地などに抗議文を届けました。
 同パレードは、約300人の隊員が銃を携え、装甲車など軍用車両約60台を連ねて昼中の国道23号を行進する異常なものとなっています。

 抗議文では、この行進が、まさに「『軍事バレード』で武力誇示」であるとともに、「百周年」が帝国陸軍の歴史にさかのぼったものであることを強く批判。
 とくに同駐屯地司令兼第33普通科連隊長の甲斐芳樹一等陸佐が、地元新聞に寄せた一文で、同所に駐屯していた帝国陸軍歩兵33連隊を「日露戦争、支那事変に参戦し数々の戦果をあげ精強部隊として名をとどろかせた」などと持ち上げるなど、軍国主義、侵略戦争の歴史を実化し、これを復活させるような発言をしていることに対し、「時代錯誤で憲法に反する行為」だと厳しく指摘しています。
                        (2008年4月26日 「しんぶん赤旗」)

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