県下の動き−県民のたたかい
「漁業振興について考える懇談会」開催-大紀町【08.05.18】
有坂哲夫党中央農漁民局長囲んで
三重県の日本共産党南部地区委員会は5月16日、大紀町錦で、有坂哲夫・党中央農漁民局長を囲んだ「漁業振興について考える懇談会」を開き、地域の漁師や主婦ら約50人が参加しましに。
西村太三郎・大紀町副町長が「漁業に少しでも明るい展望が見えるよう話を聞かせてほしい」と有坂氏を歓迎するあいさつをし、中野たけし衆院東海比例候補(三重2区重複)が主催者あいさつ。真弓俊郎県議も紹介され、発言しました。
基調報告で有坂氏は、漁業が国や地域文化に多面的な役割を果たす重要な産業であり、今頑張っている人が漁業を続けられるような施策が必要だと強調。輸入規制や魚価の安定策、後継者対策などを具体的に紹介し、現場の声を反映した漁業政策への転換へ共同を呼びかけました。
参加者からは、「燃料も漁具もみんな上がっているのに魚価は下がっている。これでは息子に後を継げとは言えない」など深刻な実態が次々出され、「道路より漁業に金を」と漁業が続けられるよう政策転換を求める声や日本共産党への期待の声が上がりました。
(2008年5月18日 「しんぶん赤旗」)