県下の動き−県民のたたかい

赤須賀漁協組合長と懇談-中野比例候補【08.07.18】

燃油、漁価で支援必要

 日本共産党の中野たけし衆院比例候補(三重2区重複)は18日、三重県桑名市の赤須賀漁協を訪ね、秋田清音組合長と懇談しました。児玉悦子、石田正子、星野公平の各桑名市議が同行しました。

 同漁協は、シジミやハマグリなどの採貝漁業やシラウオ漁、ノリ養殖業が中心。貝類の資源管理や、生産稚貝の放流で、絶滅の危機にあった「桑名のハマグリ」を復活させつつあります。

 秋田組合長は「油代はみんな大変」と燃油急騰の影響を訴えながらも「油への助成だけでは、強いところが助かっていくだけ。弱いところは淘汰(とうた)される」とし、それぞれの漁協の実態に沿った支援策が必要だとしました。

 とくに、漁場が近く魚価に見合って漁獲制限を行う同漁協では、魚価の低迷がより深刻だとして、大手流通資本の横暴による産地での魚価安の実態を指摘、流通のしくみの改革を訴えました。

 秋田氏は、「港は立派になり土建屋さんは喜んだが、漁業はさっぱり」と、政府のこれまでの水産政策も厳しく批判。中野氏に対して「あんたらは働く者の味方なんやから、ぜひ漁師の味方にもなってほしい」と要請する場面もありました。
                 (2008年7月20日 「しんぶん 赤旗」)

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