県下の動き−県民のたたかい

三重県議会が意見書可決【08.10.20】

後期高齢者医療制度廃止を求める意見書を

 三重県議会は10月20日、後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書を賛成多数で可決しました。同議会事務局によると、廃止を求める意見書の可決は都道府県議会では全国3例目になります。

 同意見書可決に先立って採択された、国への意見書提出を求める請願は、三重県社会保障推進協議会(鬼頭清史代表)が、日本共産党議員団を紹介議員として県議会に提出していたもの。前回定例会ではいったん、継続審査となっていました。

 意見書案の審議では、日本共産党の真弓俊郎議員が賛成討論に立ち、自民党や公明党議員が反対討論で繰り返し述べた「7割は負担が減った」との主張が、根拠のない宣伝であることを指摘し、高齢者を年齢で差別する同制度の本質的な問題点を改めて強調しました。
                 (2008年10月21日 「しんぶん 赤旗」)

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