県下の動き−県民のたたかい
ホンダ鈴鹿製作所前で訴え-せこ、中野比例候補ら【09.02.04】
ホンダは人を大事にせよ-大量解雇計画を批判
日本共産党北勢地区委員会は、せこゆき子、中野たけしの両衆院比例候補とともに2月4日、鈴鹿市のホンダ鈴鹿製作所や社員寮の前などで宣伝行動を展開しました。せこ、中野両氏らは、大量解雇を進めるホンダの姿勢を厳しく批判、雇用問題での党の考えを出・退勤する労働者に訴えました。
宣伝には、党ホンダ支部や労働者後援会のメンバーと石田秀三、森川ヤスエ両鈴鹿市議、大嶽隆司県委員長、松岡三郎地区委員長らが参加しました。
ホンダは、国内全体で期間工3100人、鈴鹿製作所では1760人を4月末までに雇い止めにするなどの人員削減を発表しています。
せこ、中野両氏は工場門前でマイクをとり、ホンダには多額の内部留保があることや、短期の「細切れ契約」を反復する同社の雇用形態が違法であることを強調。また、労働者派遣法の抜本改正など人間らしく働けるルールを国全体で確立すべきだと訴えました。
宣伝隊はビラを配布しながら訴えました。多くの労働者が「ありがとう、ご苦労さん」などと声をかけながら、ビラを受け取っていきました。
工場前では、2月22日での解雇を通告されたという期間工の男性が「組合をつくりたいので相談にのってほしい」と宣伝隊に声をかけてきました。 男性は「ホンダは人を大事にするのが会社の考え方だと言っているが、今はその考えに反している。今までの利益を持っているんだから、赤字だからといって首を切るのはおかしい。みんなで団結し、組合をつくってたたかいたい」と話していました。
(2009年2月6日 「しんぶん 赤旗」)