県下の動き−県民のたたかい

三重県議会-萩原議員が一般質問【09.03.04】

派遣切りなどで大企業への指導・申入れを要求

 三重県議会定例会で3月4日、日本共産党の萩原量吉議員が一般質問に立ちました。
 萩原氏は、無法な「派遣切り」「雇い止め」をやめさせるために県内大企業への指導、申し入れを行うよう県当局に要求。とくに野呂昭彦知事に対し、多額の県費補助を受けながら労働者を切り捨てるシャープに直接乗り込もうという意思があるのかを、具体的にただしました。

 野呂知事は「企業には社会を構成する一員としての役割を果たしていただきたい」などとのべましたが、「大企業に直接モノを言え」と迫る萩原議員の質問に正面からは答えませんでした。

 萩原議員は雇用破壊に関連して、この間の小泉「構造改革」路線を批判した上で、1437人もの非正規県職員を低賃金で使い、県立病院を民営化しようという野呂知事の姿勢も、「『構造改革』路線、市場原理主義の立場そのものだ」と強く批判しました。

 萩原議員は、県幹部職員の天下り問題、新小山産廃処分場建設など石原産業奉仕を続けている問題なども取り上げ、改善を要求。また、野呂知事に、県から補助金を受ける団体からの政治連盟に名を借りての献金授受をやめるよう重ねて求めました。
                  (2009年3月6日 「しんぶん 赤旗」)

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