県下の動き−県民のたたかい

直接雇用の指導もとめて申告【09.04.24

労働者が三重労働局に申告しました。

 鈴鹿市のホンダ鈴鹿製作所で働く男性労働者(45)と、同県四日市市のパナソニック電工で3月末まで働いていた男性労働者(28)がそれぞれ4月24日、直接雇用を行政指導するよう三重労働局に申告しました。両氏とも、それぞれの職場で派遣労働者として、労働者派遣法が定めた派遣可能期間の最長3年を超えて「同一業務」に従事していました。

 両氏は今月5日、日本共産覚の志位和夫委員長を迎えて鈴鹿市で開かれた非正規労働者懇談会に参加し、志位委員長から今後のたたかいに向けて激励を受けていました。

 ホンダで働く労働者は、ホンダから直接雇用の申し出がないまま自ら期間従業員の募集に応募して、昨年8月からは同製作所の期間従業員として働いています。
 申告では、この期間従業員の契約期間が2カ月、あるいは1カ月更新の反復である点についても、労働契約法違反だとして、労働局に指導を求めています。

 ホンダの労働者の申告には、平田英友JMIU愛知地本委員長や日本共産党の森川ヤスエ鈴鹿市議らが同行。パナソニック電工の労働者の申告には、井村昌広みえ青年ユニオン委員長らが同行しました。
                    (2009年4月25日  「しんぶん 赤旗」)

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