県下の動き−県民のたたかい
「霞4号幹線」建設中止を申入れ-県議団など【09.10.26】
四日市港管理組合に申入れしました
日本共産党三重県議団(萩原量吉、真弓俊郎両議員)と、四日市市議団(加藤清助、山本里香、前垣忠司の3議員)は10月26日、四日市港管理組合(管理者・野呂昭彦知事)に「霞4弓幹線」の建設中止を申し入れました。
霞4号幹線は、四日市港の霞ケ浦埠頭(ふとう)と伊勢湾岸道みえ川越インターを結ぶ臨海道路。国直轄事業で総事業費は420億円。同港管理組合の負担は県70億円、市70億円に上ります。
日本共産覚は以前から、同事業が同港の貨物取扱量や交通量を過大に見積もってつくられた計画だとして、事業の凍結・中止を求めてきました。
今回の申し入れでは、国政で大型公共事業の見直しがすすめられているとし、「厳しい財政運営に直面している地方自治体が、自ら地方自治の本旨を貫き、公共サービス・事業の充実に転換するためにも声を上げるチャンス」だと指摘。港管理組合として、港湾計画から「霞4号幹線整備」をなくすとともに、国に対して同事業の凍結・中止を申し入れ、地方負担金の拠出を止めるよう求めています。
(2009年10月29日 「しんぶん 赤旗」)