県下の動き−県民のたたかい
中卒まで医療無料に-県母親大会が県に要望【09.11.02】
話し合いに萩原量吉・真弓俊郎県議も同席しました。
三重県母親大会実行委員会(道家志真子実行委員長)は11月2日、野呂昭彦和事に提出した県政への要望書をもとに、県の各担当部局と話し合いました。日本共産党の萩原量吉、真弓俊郎両県議が同席しました。
要望事項は、今年の母親大会での申し合わせや決議をまとめたもので、「子ども・教育」「くらし・権利」「民主主義と平和」の3テーマ合計25項目。参加者は特に、子どもの医療費無料年齢の義務教育終了までの引き上げ(現行は就学前まで)とともに、近隣の県がどこも実施している窓口無料を三重県も実施するよう強く求めました。現金がなくて病院に行けないという人の例も出され、窓口無料にするとペナルティーとして減額される国庫補助がどのくらいか、現行での銀行手数料や窓口人件費などと相殺するとどうなのかなど、具体的な質問もありましたが、この日の話し合いでは、県当局から明確な答えも実現への前向きな姿勢も示されませんでした。
参加者からは、小中高すべての学年での30人以下学級の実現と、下限25人の条件撤廃を求める声も多く出され、また、国民健康保険料滞納者の保険証取り上げ(資格証交付)が、三重県は全国でも大変多いことに批判が集中しました。
(2009年11月4日 「しんぶん 赤旗」)