県下の動き−県民のたたかい
名松線の復旧早く-真弓県議【09.12.01】
真弓俊郎県議が県議会で一般質問しました
三重県議会定例会で12月l日、日本共産党の真弓俊郎議員が一般質問を行いました。
真弓氏は、JR東海が台風18弓被害を理由に一部区間の廃止を表明している名松線の問題を取り上げ、同線が美杉地区住民の暮らしや、まちづくりの要になっていることを強調し、JRに路線を復旧させるよう県の働きかけを求めました。また、林業の衰退で周辺の山が荒れている点にも言及。林業復興による治山で県土と暮らしを守るよう野呂昭彦知事に迫りました。
真弓氏は、御浜町の海岸に座礁し、油漏れが続いているフェリー「ありあけ」の問題も取り上げ、同船が撤去されるまで漁業者の暮らしを支援するための施策を求めました。野呂知事や担当部局からは、名松線の復旧をJRに求めることや、漁業者の資金需要に積極的にこたえることなど、前向きの答弁がありましたが、真弓氏が根本問題として強く求めた第1次産業の振興策については、踏み込んだ答弁はありませんでした。
真弓氏は、県立病院再編問題も取り上げ、一志病院の民間移譲に固執する野呂知事の姿勢を批判。萩原量吉議員も関連質問で、「メリットや損得で医療問題は考えられない」と知事の民営化方針を強く批判しました。
(2009年12月3日 「しんぶん 赤旗」)