県下の動き−県民のたたかい
国民の願い胸に-佐々木憲昭衆院議員【10.02.21】
互助会・共済 存続へ
通常国会が開かれてから、ほぼ1カ月。-衆議院では、予算委員会や財務金融委員会が、大きなヤマ場を迎えています。このなかで、要求実現に向けた新しい展開がありました。
私が19日の財務金融委員会で、新保険業法によって運営が困難になっている互助会・自主共済について質問したときのことです。
亀井金融担当大臣は、私の質問に対して、自主共済・互助会がやっていけるように「今国会できっちりと法的な整備をしたい」と明言したのです。また、法整備を待たず、困難に陥っているところには「相談に乗って対応したい」と、踏み込んだ答弁をしました。
保険医団体や知的障害者の会などがおこなってきた助け合い共済や互助会の活動が、新保険業法の適用を受けることになり、無理に保険会社や少額短期保険業者になったり、廃止するという厳しい選択をせまられてきました。
私は、構成員の相互扶助のため、堅実な運営をしてきた「互助会・共済事業がこれまで通りやっていけるようにすべきだ」と、関係者の切実な声を胸に、繰り返し国会質問でとりあげてきました。
国会内外のねばり強いたたかいが、また一歩、政治を変えつつある。-このことを実感した瞬間でした。
(2010年2月21日 「しんぶん 赤旗」)