県下の動き−県民のたたかい
沖縄連帯、普天間基地撤去を求める集いin伊勢【10.05.25】
党沖縄県議が報告
「沖縄連帯、普天間基地撤去を求める集いin伊勢」が23日、伊勢市の「いせシティープラザ」で開かれ、豪雨のなか市民ら約120人が参加しました。伊勢地区革新懇など市内9つの民主団体でつくる実行委員会の主催。
渡久地修・日本共産党沖縄県議が、鳩山由紀夫首相の沖縄再訪で緊迫する現地から駆けつけ、基地被害に苦しむ県民の実態を、映像を駆使して紹介。「沖縄にも、日本のどこにも米軍基地はいらない」と訴えました。
渡久地氏は、海兵隊に日本を防衛する任務はないことや、基地のない方が沖縄経済は発展することなどを、豊富な資料や証言を交えて明らかにしました。
その上で、米軍基地を撤去させたフィリピンのたたかいを例に挙げ、「国民の声が政治を動かす」と強調。沖縄では、党派を超えた新たなたたかいのうねりが起きていることを報告し、「国民的なたたかいで日米政府を追い詰めよう」と呼びかけました。
会場発言では、60年安保闘争の先頭にたっていた中西三郎元伊勢市議(89)が「当時のたたかい以上に沖縄の人たちと団結し、政治を変えよう」と参加者を鼓舞。会場に共感の拍手が沸き起こりました。(「赤旗」5月25日付より)