県下の動き−県民のたたかい
三重県母親大会が開かれました【10.06.09】
核兵器も戦争もない平和な世界をめざす
第55回三重県母親大会(兼第48回中勢地区母親大会 白瀬公子実行委員長)が6日、津市の久居市民会館で開かれ、県内各地から約600人が参加しました。
津市内には、今回の会場に隣接して陸上自衛隊久居駐屯地があるほか、青山高原に航空自衛隊の白山分とん基地(パトリオット基地)、笠取山分とん基地(レーダー基地)があります。これらの基地をバスでめぐる「基地と平和」分科会も行われ、多くの参加者が、暮らしの身近に置かれている軍事施設を体感しました。
記念講演は、音楽評論家の湯川れい子さん。湯川さんは「もし、憲法9条が破棄されるようなことになったら、本気で座り込みをする」「どんなことがあっても人が人を殺してはいけない」と、平和への熱い思いを語るとともに、「何よりも人の痛みが分かる人間を育てることが急務」だとして、感性を育てることの大切さ、そこに音楽が果たす役割の大きさ、そこに音楽が果たす役割の大きさを強調しました。
参加者は、沖縄・辺野古への新基地建設反対などを訴える決議と、「私たちに母親・女性は、平和憲法を高く掲げ、核兵器も戦争もない平和な世界をめざす」との大会アピールを全員で確認しました。