県下の動き−三重県委員会からのお知らせ
小卒まで医療費無料【11.10.29】
三重県が来年9月から
三重県は27日、乳幼児医療費助成制度の対象範囲を、現行の小学校就学前までの入院・通院に拡大し、名称を「乳幼児医療費補助金」から「子ども医療費補助金」に改めると発表しました。来年9月から実施される予定です。乳幼児医療費助成制度は、市町が乳幼児の医療費の自己負担分を全額助成するもので、県は市町が助成した額の2分の1を補助します。
三重県内では全29市町のうち、すでに15市町が小学校6年生までの助成を独自に実施しています。県全体での助成対象拡大については、県と市町でつくる検討会が議論を進めていました。
子どもの医療費無料年齢の引き上げは、日本共産党が一貫して主張してきた政策。鈴木英敬知事も今年4月の知事選で公約に掲げていて、党県委員会が6月に知事と面会した際には、党側の重ねての要求に「まずは小学校卒業まで引き上げたい」と答えていました。
(「しんぶん赤旗」2011年10月29日付けより)