県下の動き−県民のたたかい
幅広く42団体共催 三重 3・11めぐり行動【14.03.11】
福島原発事故から3年、「原発ゼロ」「再稼働反対」を訴える集会、デモが、各地で行われました。
三重県津市では9日、「さようなら原発三重パレード」が取り組まれ、約600人が「原発の再稼働を許すな」「すべての原発を廃止しよう」などと訴えて市内を行進しました。「原発ゼロ」の実現を願う県内のさまざまな団体42組織が共催したもの。日本共産党三重県委員会も名を連ねました。
パレードに先立つ集会では、福島県で被災された方が避難生活の実態を「自分が伝えていかなければ」と思い至るまでのリアルな心の葛藤を語ったほか、20人がリレートークで原発ゼロへの決意を述べました。
子ども連れで参加した女性は「福島があんな状況なのに原発再稼働なんて正気の沙汰じゃないと思う。子どもたちのためにも黙っているわけにはいかない」と話していました。
(「しんぶん赤旗」2014年3月11日付けより)