県下の動き−県民のたたかい
原発「廃炉」輪の中「入ろ」【14.06.17】
再稼働阻止の世論をさらに 三重
「原発なくせ三重県民会議」は、首相官邸前行動連帯集会を津市大門の、まん中広場で開きました。月1回の定例開催で18回目。
県民主医療機関連合会の藤井新一事務局次長が基調報告し、関西電力大飯原発(福井県おおい町)の運転再開差し止めを命じた福井地裁判決の画期的内容を改めて紹介。「高裁に向けて再稼働阻止の世論をさらに広げよう」と呼びかけました。
また、三重県議会の永田正巳議長が1985年の県議会の芦浜原発立地調査推進決議をめぐり、「議論する場を設けたい」と、原発立地に前向きともとれる発言をしたことを問題視。「真剣に住民の安全を守ろうとするならば、新たな原発誘致などとても考えられない」として、会として議長に真意をただすことを確認しました。
参加者は、原発「廃炉」と輪の中「入ろ」を掛け言葉にした沢田研二作の歌「みんな入ろ」を全員で歌い、「原発再稼働阻止・原発ゼロ実現」をアピールしました。
(「しんぶん赤旗」2014年6月17日付けより)