県下の動き−県民のたたかい
高校門前勧誘やめよ【14.09.05】
三重県平和委員会 自衛官募集に抗議
三重県の自衛隊が県内の高校門前で行き過ぎた自衛官勧誘活動を行っていたことに対し三重県平和委員会などが1日、津市の自衛隊三重地方協力本部に抗議文を提出しました。平和委員会事務局の田中茂二郎氏と民青同盟の出口洋介県委員長、日本共産党の岡野恵美中部地区副委員長(県議予定候補)が同本部を訪ねました。
自衛隊は安倍内閣が集団的自衛権行使容認の閣議決定をした翌日の7月2日、三重県内の各高校の門前で登校する生徒に自衛官募集パンフレットを配りましたが、迷彩服姿での配布や、校庭にまで入り込んでの強引な勧誘などもあり、生徒の不安をあおりました。また、募集パンフを県内の高校3年生がいる家庭にいっせいに郵送したことも明らかになっています。
平和委員会などは抗議文で「日本国憲法の精神を顧みて、三重県下における今回の一連の勧誘活動は行き過ぎた行為」だと批判し、学校門前での勧誘活動や、生徒への勧誘パンフいっせい郵送をやめるよう求めています。
(「しんぶん赤旗」2014年9月3日付より)