県下の動き−県民のたたかい
9条破壊許さぬ 【14.10.24】
革新懇総会開く 三重・四日市
三重県の四日市革新懇話会は19日、四日市市内で総会を開き、「集団的自衛権容認閣議決定撤回」「秘密保護法廃止」「革新懇ニュース拡大」などの方針を決めました。
記念講演では、桑名市在住の近藤一さん(94)が「中国で、時の日本政府の命令で多数の中国人を虐殺しました。その後、沖縄に配属され、熾烈な米軍の攻撃で重傷を負い、九死に一生を得ました。戦後、沖縄での戦争体験を語るうちに、言いたくなかった自分自身の加害の重さを、これを語らねば、本当に『二度と戦争をしてはならない』ことを言い尽くせないと思い、自身の罪を語るようになりました」と声を詰まらせて話しました。
近藤さんは「ひどい『加害』、悲惨な『被害』のうえにつくられた日本国憲法、9条を破壊する安倍内閣は絶対許せない」と結びました。
(「しんぶん赤旗」2014年10月24日付けより)