県下の動き−県民のたたかい
小規模学童助成3年限度枠外す 【14.11.22】
三重県
三重県の小規模学童クラブ運営補助事業が拡充されていることがこのほど、明らかになりました。同事業については、三重県学童保育連絡協議会が先日、県に施策の充実を申し入れた際に前向きな回答を得ていましたが、その内容を落合郁夫・連協顧問が具体的に確認したもの。
小規模学童への補助は、連協の運動で実現した県の単独事業で、児童5人以上10人未満のクラブに111万8000円(2分の1市町負担)の助成を行っていましたが、開設後3年間の限度が設けられていたため、3年後10人以上にならなかったり、10人以上のクラブの人数が減少したりした場合は対象となりませんでした。
今回の措置は、この限度枠を外すもので、現在申請中の11クラブのうち3年をこえる4クラブの助成は継続されることになりました。連協では今後、学童保育未設置校区の設置運動を促すことになるととらえています。
(「しんぶん赤旗」2014年11月22日付けより)