県下の動き−県民のたたかい

“9条こそ平和の力”【15.05.27】

三重・尾鷲

 三重県の「おわせ九条の会」は23日、元自衛官の泥憲和氏による「憲法9条と安倍政権」をテーマにした講演会を尾鷲市内で開きました。国会で「戦争法案」が審議されようとする情勢を受けて90人を超える市民が参加しました。

 泥氏は、「9条こそが平和の力」だと強調し、軍事的危機論は誤りで、自衛隊の元高級幹部でさえ集団的自衛権に異論を呈している実態を紹介。安倍政権の危険なたくらみに対して若者をはじめ国民世論の包囲網も広がっていることを指摘し、さらに世論を広げるよう訴えました。

 「九条の会」の講演会に初参加の人も多く、アンケートには「間違った報道がたくさんあり、びっくりした。何が正しいか何が正しくないか見分けることが大切だと思った」などメディアへの批判とともに、「確信が深まった。平和な日本をつなげる」「やる気をもらった。『これから始めるぞー』ですね」など今後への決意の声が寄せられました。

 会では安倍内閣に抗議電を打つことが提案され、満場の拍手で確認されました。

(「しんぶん赤旗」2015年5月27日付より)

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