県下の動き−県民のたたかい

福祉医療費窓口無料に【15.08.29】

つくる会 三重県副知事と懇談

「県民本位のやさしい三重県政をつくる会」(辻井良和会長、23団体)は27日、県政への要望書を鈴木英敬知事あてに提出し、石垣英一副知事と懇談しました。

 懇談には、辻井会長をはじめ加盟各団体の代表6人が参加。日本共産党からは岡野恵美県議が参加しました。

 要望書は「若者・子育て世代の支援」や「教育」「福祉・医療・介護」「地域経済・産業政策」「平和」の5つのテーマごとに県民本位の施策を具体的に求める内容です。

 会側は懇談で特に、福祉医療費の窓口無料化の一日も早い実現を要望。石垣副知事は、要望書全体については「どれも、県のアンケートでも要望の多いものばかり。もっともな内容だと思う」としながら、窓口無料化については財政難などを理由に「検討する」以上の回答を避けました。

 各参加者は、窓口無料化は全国の多くの都府県が実施していて県民要求も切実であることや、経済効果が大きいことなどを訴え、重ねて早期実現を要請。石垣副知事は「強い要請があったことは知事にも伝える」と応じました。

 要望書への正式な回答は後日、文書で行われます。


(「しんぶん赤旗」2015年8月29日付けより)

Share (facebook)

▲ このページの先頭にもどる