県下の動き−県民のたたかい

戦争法は廃止しかない【15.11.02】

駅前で200人コール 三重・四日市

 三重県四日市市で10月31日夕、「安保法制に反対する四日市街宣アピール」が行われました。SEALDs TOKAI(シールズ東海)が三重県での行動として初めて呼びかけたもの。若者を中心に約200人の市民が近鉄四日市駅前の歩道を埋め、「集団的自衛権は要らない」などとコールを繰り返しました。

 日本共産党から本村伸子衆院議員、山本りか三重県議がゲストスピーカーとして参加。岡野恵美県議も加わり、参加者の「野党は共闘」の声に民主党の中川正春衆院議員、社民党県連前代表の稲森稔尚三重県議らと手をつないで応えました。

 シールズ東海で活動するまでは総理大臣の名前も知らなかったという愛知県の大学生は「安保法制の危険な内容も許せないが、民主主義のルールが守られていないことが一番許せない。こんなプロセスはおかしいと思って声を上げるようになりました。自分なりのかたちで思いを表現し続けたい」と話します。

 兵庫県から駆け付けた大学院生は「関西では今、大阪府知事・大阪市長ダブル選を生活に直結する選挙としてたたかっていますが、ひきつづく参院選に向けて、民主主義を取り戻そうという声を地方からも発していかなければと思っています」と力強く語りました。

(「しんぶん赤旗」2015年11月2日付けより)

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