県下の動き−県民のたたかい

海自、伊勢湾で機雷戦訓練【16.01.30】

来月1日から 県平和委など中止要請

 海上自衛隊が2月1日から伊勢湾で機雷戦訓練を実施することが明らかになり、三重県平和委員会などが28日、訓練の中止を求める申し入れ書を海自掃海隊群司令の岡浩海将補あてに送付しました。申し入れ書は県平和委と新日本婦人の会県本部、日本民主青年同盟県委員会、日本共産党県委員会の連名。

 機雷戦訓練は2月1日から10日まで伊勢湾の松阪港沖で実施される予定。掃海母艦など21の艦艇と航空機1機が参加し、機雷の敷設や掃海、潜水訓練などを行います。

 申し入れ書では、多くの漁船が操業し、民間船舶が頻繁に航行する伊勢湾で、危険を伴う大規模な機雷戦訓練を10日間にわたって実施するのは「常識を外れた軍事訓練」だと厳しく批判。「海の平和を保つ」との海自の標語の精神にも反するとして訓練の取りやめを強く求めています。

(「しんぶん赤旗」2016年1月30日付けより)

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