県下の動き−県民のたたかい
財界中心改め国民に寄り添う【16.06.12】
市民連合みえ 野党統一 芝さんとトーク集会
「市民の力で政治を変えよう」ー三重県津市で10日、戦争法に反対する「市民連合みえ」が野党統一候補の芝ひろかず氏(民進党現職)を迎えてトーク集会を開きました。
安倍首相がこの日、自民新人候補の応援で三重県入りするのを知り、「だったら私たちも野党候補の声をきく場をつくっちゃおう」と緊急に企画したもの。マスコミが何社も取材しました。
トークは、芝候補と「市民連合みえ」の岡歩美さんとの対談形式ですすめられました。
国民の暮らしについて、芝候補は「国民の暮らしが苦しくなっているのは、財界中心の政治になっているから。今の政治の流れを変えて、一人ひとりに寄り添う政治にしていきたい」と訴えると、参加者は大きくうなずいていました。
「市民が声を上げたことをどう思いますか?」という質問には「市民の力があったからこそ今の共闘がある。政党だけでは実現できなかった。これからは市民と政党が力を合わせて輪を広げていくことだ。勝つためにがんばる」と強調しました。
ほかにも、芝候補が国会議員を志したきっかけや、岡さんがなぜ街頭で声を上げるようになったかを話すなど、温かい雰囲気での対談になりました。
SNSで知り参加した男性(37)は「共闘は難しいと言われていた三重県で市民が選挙に関わる形に興味があった」。女性(57)は安倍政権への怒りとともに「市民が声を上げる思いが聞けてよかった」と語りました。
(「しんぶん赤旗」2016年6月12日付けより)