県下の動き−県民のたたかい
平和憲法世界でも光【16.11.16】
三重・亀山 9条の会講演会
三重県亀山市で12日、亀山9条の会がフリージャーナリストの伊藤千尋氏を招いて講演会と総会を開き、約70人が参加しました。
講演会で、伊藤氏はスペインやトルコに日本国憲法9条の碑が建てられていることを紹介し、「世界でも憲法9条が平和の象徴であることが認識されていることを安倍首相はどう思っているのか」と戦争する国へ突き進む安倍政権を批判しました。さらにコスタリカが国をあげて平和憲法を実践していることを指摘、アメリカ大統領選のトランプ、サンダース旋風の背景にもふれ、「変化する世界」を紹介しました。
参加者からは「伊藤さんがエネルギッシュで元気づけられた」「コスタリカの憲法の生かし方を周りの人たちにも伝えたい」などの感想が寄せられました。
総会では、川辺一弘事務局長が今年度の活動報告を行ったあと、平和憲法の意義を学び、さらに広げる活動を行う、市内のさまざまな個人や団体と共に憲法9条を生かし、戦争につながる動きを許さない取り組みと共同を広げるなどの運動方針が出され、満場一致で採択されました。
(「しんぶん赤旗」2016年11月16日付けより)