県下の動き−演説会・集会

教育にお金を回して【17.08.29】

三重・四日市 山本県議囲み集い

 三重県の日本共産党三泗教職員後援会と北勢高教職員後援会は25日、日本共産党の山本りか県議を囲んで、四日市市で「教育と学校現場を考える」集いを開催し、元教職員や保護者など16人が参加しました。

 山本県議は、財政難といいながら伊勢志摩サミットや大型事業に支出して、教育にお金を回さない県政を批判。さらに全国学力テスト重視の教育が、いじめや県教職員の長時間労働につながっていると指摘。教育の問題を解決するには国政の転換が必要と訴えました。

 参加者からは、教師は「子どもに目が離せなくて、休み時間でも職員室に戻れない」実態が報告されました。「ここ2年ほど小学生の子どもの宿題が多い」、「夏休みのドリルに難しい問題が出ている」との声が出され、その根本には学力テスト対策があるとの意見も出ました。

 元教師の女性(78)は「現場教師の根本の問題が出された」と感想を述べました。

(「しんぶん赤旗」2017年8月29日付けより)  

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