県下の動き−県民のたたかい

オスプレイ反対常駐化させない【19.05.09】

津で報告集会

三重県の「オスプレイ来るな!三重県民の会」が3日、明野でのオスプレイ反対のたたかいの報告集会を津市で開き、約40人が参加しました。

伊勢市にある陸上自衛隊明野駐屯地に、米海兵隊のオスプレイが2月に4機飛来し、県内で1週間にわたり無法な飛行を繰り返しました。

集会では、西尾比呂也代表がオスプレイの危険性や県内の反対のたたかいを報告しました。明野駐屯地にオスプレイが常駐化するおそれがあると指摘。それを許さないために、学習、宣伝、行政当局との交渉などの取り組みを引き続き進めるよう呼びかけました。

明野駐屯地の地元の「オスプレイ来るな!南勢地区連絡会」の池田実代表や、オスプレイが訓練のために向かった滋賀県饗庭野演習場で反対運動に取り組んでいる「あいば野平和運動連絡会」の早藤吉男共同代表があいさつと報告をしました。

松阪市から参加した男性(40)は「オスプレイのことは人ごとではないと思った。頻繁に飛行するとこわい。明野の常駐化はやめてほしい」と述べました。伊勢市の男性(70)は「今でも明野ではヘリコプターの騒音がひどい。より大きく危険なオスプレイが来ると地元の人は、かなわんと思う。常駐化には反対していく」と語りました。

(「しんぶん赤旗」2019年5月9日付けより)

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