県下の動き−県民のたたかい

山本りか県議が一般質問【20.06.10】

医療体制再構築こそ 山本りか県議が質問

 三重県議会で6月10日、日本共産党の山本りか県議が一般質問を行い、新型コロナウイルス感染症を受けて、地域医療構想として病院やベットを減らすやり方を改めるよう県当局に迫りました。
 山本県議は、コロナ禍で居住地域の医療機関にベットの空きがなく、他地域での入院となる状況が多数あり、クラスター追跡調査に支障がでたことや、懇談した保健所や病院から「今回は持ちこたえたが、次はわからない」と声が出たことを紹介。
 国が求める地域医療構想により県内ですでに1300床の病床を削減し、さらに公立・公的病院の統合を進めることは見直すべきではないかと質問しました。
 加太竜一医療保健部長は「非常時における各医療機関の果たす役割も織り込みながら検討していく」と答弁しました。
 山本県議はは、国の地域医療構想・再編統合検討の押し付けを拒否するよう求め、医療体制再構築こそ必要と指摘。必要な人にPCR検査が行き渡るよう検査センターの機能的運営と、窮する医療機関への支援を訴えました。

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