県下の動き−演説会・集会
国民の声 政治動かす【20.07.23】
井上さとし参院議員がつどいで訴え
松阪市で23日、日本共産党の井上さとし参院議員を迎えたつどいが開かれました。
井上議員は、新型コロナの感染拡大の中での「GO TOトラベル」を批判する一方、コロナへの対応で国民の声と野党の共同が政府を動かしてきたとし、「画期的な成果があった」と強調。共産党が提案した少人数学級の推進や消費税5%への減税を求める声が立場を超えて広がっていると語りました。さらにコロナ後の社会について、「新自由主義からの転換が必要」とし、他の野党からも共感を呼ぶなど共同がさらに進化していると述べました。
党松阪市議団も市政報告をしました。6月議会を中心に党議員団が求めていた市内PCRセンターの設置が実現したことや、市が推進する市立病院の急性期医療の削減などの問題では、市立病院が感染症指定医療機関としてコロナ禍で大きな役割を発揮したとして、引き続き機能維持を求めていくことなどを報告しました。
会場からは「共産党は何を目指しているのか」「なぜ悪政はがまかり通るのか」などの疑問が出され、井上議員は新自由主義を乗り越えた社会のあり方などを説明しました。