県下の動き−県民のたたかい
オスプレイ飛来に抗議【23.01.27】
三重県民の会、緊急集会
三重県伊勢市にある陸上自衛隊明野駐屯地に23日、同木更津駐屯地からオスプレイ2機が飛来しました。「オスプレイ来るな!三重県民の会」は現地で緊急抗議集会を開き、約70人が参加して防衛省へ抗議の声を上げました。
明野駐屯地には、2019年に米軍海兵隊所属のオスプレイが2度、日米共同演習で飛来しました。今回はアメリカから購入した陸上自衛隊所属のオスプレイ(V22)で、全国の駐屯地への離着陸訓練の一環として来たものです。
集会では、4年前に結成された県民の会の田中茂二郎事務局長が経過報告。西尾比呂也代表は今回の飛来の背景と問題点について、「オスプレイはトマホークと並んで岸田内閣が進めようとしている大軍拡の象徴的存在」「オスプレイは欠陥機。住民と自衛隊員の生命が危ない。使うな」と指摘しました。
今年はあと数回の飛来が予定されているため、地元住民からは日常的な騒音被害に悩まされているなか、オスプレイの明野使用の常態化を案ずる声が出されました。
日本共産党の山本りか県議(四日市市区)や吉田あやか県議候補(津市区)、社会民主党の五味靖幸県連幹事長が連帯のあいさつをしました。
集会宣言を採択した後、全員で「オスプレイ反対」のシュプレヒコールをあげました。
同日夕方のテレビニュースで集会の模様が放映されました。