県下の動き−演説会・集会
さようなら原発 再稼働も新設もいらない【23.03.22】
「さようなら原発三重パレード」が開催
津市で21日、第11回の「さようなら原発三重パレード」が開催され、約350人が参加し、原発再稼働も新設もいらないと訴えました。実行委員会主催。
集会で明通寺(福井県小浜市)住職の中鳥哲演氏(原子力発電に反対する福井県民会議共同代表委員)が講演。中嶌氏は、高度経済成長期の下、大都市圏の膨大な電力需要を賄うために過疎・辺境の地に原発が建てられ、福井県で15基が集中したことを指摘。原発誘致を撤回させた小浜市の反対運動を紹介し、原発回帰を進める岸田政権に対し、統一地方選でも脱原発の世論を示していく重要性を訴えました。
リレートークで参加者が脱原発に向けた県内各地の取り組みや思いを語り、日本共産党の中野裕子津市議、社民党の五味靖幸県連幹事長が訴え。政府の原発新規建設や運転期間延長の方針に強く抗議し、脱原発を求める集会アピールを採択しました。
集会後にパレードし、中部電力の津営業所前で「原発いらない」「汚染水なくせ」と訴えました。